真鍮が一番美しいのはいつだろう?
はじめは、初々しいはちみつ色に輝いている。
時とともに琥珀色に変化し、奥ゆかしい色気を漂わせる。
濡れたような光沢を帯び、触れば触るほど、うっとりするような滑らかな質感になっていく。
真鍮の持つ多彩な魅力を引き出すことに関しては、FUJIKINKOの右に出るものはいない。
まっさらな真鍮をエイジングして、ヴィンテージのような色艶を浮かび上がらせる。
あるいは、アンティークのように、複数の色が重なりあう重厚感を醸し出す。
手元に届いてからも経年変化し、あなた好みに仕上がっていく。
真鍮を育てる喜びを感じてほしいから、FUJIKINKOのアイテムはギミックを重視している。
片手だけでパカンと開くガマ口財布。
鍵が手品のように一瞬で外れるキーリング。
真鍮のペンダントの中に隠されたボールペン。
使った時の感覚を大事にしたいから、小さなパーツに至るまで職人が手作りし、一つひとつを丁寧に調整している。
町工場で培われた知恵と、機能美あふれる工業用パーツを融合させたアクセサリーは、近未来的でありながら、どこか懐かしさも感じるデザイン。
クセになる感覚に誘われて何度も触っているうちに、世界に一つだけの風合いになり、もっと愛おしくなってくる。